革製品の注意点、革の特性について

天然皮革の注意点

天然皮革とは毛がついた動物の”皮”を、いくつもの加工工程を経て衣類やバッグ、お財布などの素材として使えるよう仕上げた素材の事を言います。代表的な動物の種類:牛・豚・馬・羊・山羊・鹿

革の写真

人工的な素材よりも劣化しにくく、長く使えば使うほど経年変化を楽しむ事が出来ます。また、天然皮革の特性として、傷や個体差による色・質感の違いが挙げられます。天然素材ゆえに「同じ状態のもの」がなく、1点毎に異なるオンリーワンのアイテムとなりますが、その分、革の色・質感に納得のいくアイテムを選ぶのが難しい素材です。また、水濡れに弱く定期的にケアを行う必要があります。

BEFORE AFTER

“傷”について

加工する前の原皮には、動物が生きている間にできたさまざまな跡が残されています。引っ掻かれたような傷、虫刺されの跡、無数のシワ、血管の筋などです。天然皮革の商品は”生きた跡”を加工で無理に消すことなく自然な風合いを素材の味として残している場合がございます。

傷の種類

“色”の個体差について

色の個体差について

同じ1枚の革でも個体、部位によって繊維の密度や厚さが違うため染色する際に、色ムラが出ることがございます。そのため大小はありますが、革製品の色味は1点ずつ微妙に異なります。

個体差の例

“質”の個体差について

質の個体差について

動物の年齢や雄雌、生活環境や品種、さまざまな条件により個体差が発生し、同じ動物・同じ部位でも、シワの細かい部分と粗い部分があったり、色が濃い部分と薄い部分が混ざったり、斑紋のようにムラがある場合もございます。そのため大小はありますが、革製品の質感は1点ずつ微妙に異なります。

個体差の例

人間が1人1人が違うように、革製品も1つ1つ異なります。その表情の違いを”個性”として尊重し、オンリーワンとの出会いを探しながら商品を選び、手に取っていただけると幸いです。

水濡れ・摩擦による色落ちについて

質の個体差について

水気に弱く濡れた状態でのご使用や摩擦等により色落ちする場合がございます。色移りを避ける為、淡色系の衣服を着用の際でのご使用は特にご注意ください。もし、雨や汗などで濡れた場合は、よく乾燥(自然乾燥)させてからご使用ください。長期間保管をする場合も同様に、よく乾燥させ、汚れ等を除去し、風通しの良い場所で保管してください。水気や汚れ等はカビの発生の原因となりますのでご注意ください。

アルコールによるシミや色抜けについて

質の個体差について

アルコールスプレーや除菌シートによるトラブルが発生する可能性がございます。 アルコールが革に付着すると、すぐに浸透し、革に含まれている染料や油分なども一緒に揮発させてしまうため、シミや色抜けが発生してしまいます。 通常の傷やシミであれば、長くお使い頂き、ケアを繰り返していくことで、全体的によく馴染んで目立たなくなりますが、アルコールによる色抜けやシミについては通常のケアで元の状態に戻すことはほぼ不可能です。 アルコールが乾く前の状態で革製品に触ることで、トラブルが生じてしまいますのでアルコールスプレーや除菌シートをご使用の際は十分にご注意ください。

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