ビジネスとカジュアルは
融合する時代へ
デザイナー / 釘宮 大樹
黒とオレンジのツートーン
Black & Orange
黒の中に部分的にオレンジを差すことでさりげなく色気を演出。ハンドル部分は黒テープにオレンジのテキスタイルを差し込み、見た目だけでなく強度もプラス。オレンジを際立たせるためブランドロゴネームや金具は、あえて黒系で統一させた。
オンオフの融合
ON OFF
直線的なラインが印象的なシンプルで上質なデザインでありながら、高密度な素材を使うことでスポーティーなイメージも併せて持つ。オンオフの両面から楽しむことができるスタイルは、時代の流れに寄せた定番トレンドとなりつつある。
とにかく軽い!
Weight saving
身軽に動きたい現代のビジネスシーンをくみ、バッグの軽さにもこだわり、フロントファスナーはYKKのメタルクスを採用。樹脂でできているため重量が金属ファスナーの約半分。さらにヒレ付き仕様が動きを滑らかにサポートし、破損を軽減してくれる。
サムソナイトとしては初のコンパクトサイズ。ショルダーとしても使え、ちょっとしたクラッチとしても使える。背面にショルダーをつける仕様でバッグの開閉がスムーズにできる。三方開きのファスナーでマチ付きなので必要以上に開きすぎずシャープ。さらに背面の大きなポケットが便利。形も美しくスッキリとしたシルエットに仕上がっている。本来グローバルブランドでは作られないこの大きさは、サックスバーからのリクエストで実現した。
テープハンドルでありながらへたらず自立するほどの強度をもつのが特徴。日常使いしやすいサイズ。サイドポケットが便利で傘やペットボトルなどが収納できる。スーツケースとセットアップが可能。中にはPC、タブレットを収納できるクッションポケットを搭載。ファスナーを使って閉じることもできるし、開けたままオープントートとしても使える。男性だけでなく女性にもオススメ。
様々なシーンに適応可能な3WAYバッグ。様々なシーンに使えるブリーフ、ショルダー、バックパックはスクエア感を出せるようにこだわって作った。。内装のPCスリープが斜めにカットされ、縦からも横からもPCが入れやすいよう考慮されている。リュックの持ち手がポケットにしまえる仕様なので、形がシャープで綺麗なのも特徴。
都会的でシャープな印象のデイパック。ラウンド型の形状のなかにスクエア感をしっかりと持っているので、PCを入れても頭が引っかからない。ティアドロップ型と言われる一番クラシカルな形。軽量に仕上げるため、素材選びから軽さにはとてもこだわってきた。フロントポケットは完全に独立型。内袋縫いで柔らかな印象に仕上げている。ものが出し入れしやすく、かさばる物も効率的に入れられるのが特徴。女性にも人気の形。
スクエア型でバーチカルオープン。垂直に90℃口が大きく開くため出し入れがしやすいのが特徴。 PCやタブレットを収納するクッションポケットが付いていて、背中には衝撃吸収処理が施されている。フロントポケットはスリムだが、片方にマチがついており手が入れやすい。横ポケット口にはゴムが付いていて、ペットボトルや折りたたみ傘が入れやすく考慮されている。
110周年の歴史を持つサムソナイトが今回手がけたのはビジネスバッグ『BIZ TONEシリーズ』です。黒っぽい印象が強いビジネスバッグですが、黒にオレンジをアクセントとして入れることで華やかさを演出。近年の特徴として軽装化が進む中、普段使いもできて仕事鞄としても使えるBIZ TONEシリーズは、従来のサムソナイトファンの方達を始め 新しい世代の若者にも広く受け入られる、まさに『ビジネスとカジュアルの良いとこどり』を実現した珠玉のバッグとなっています。
本体には150デニールの高密度ポリエステル生地を採用しました。テフロン加工がかかっていて使い勝手が良く、マットとも光沢とも取れる絶妙なニュアンスの見た目が今の時代にマッチしています。ハンドル部分は全てテープとオレンジのテキスタイルでラインが見えるようにデザインしてあり、BIZ TONEシリーズの特徴とも言えるシンボリックな部分となっています。本体の引き手は小さくフロントポケットの引き手は大きく作るなどの細部にもこだわっています。
強度も保ちつつ軽量化できるように素材選びにはとても時間をかけました。そういう意味ではフロントポケットに採用しているフィンと呼ばれるヒレ付きのファスナーは、重厚感が出て強度も増す仕様ですが 実は樹脂素材でできています。そのため金属より軽く錆びにくい。そしてカジュアルな雰囲気に通じるスポーティーさがあります。全てにおいてスクエアな鋭角さを意識していますので、荷物を入れてもボッテリとした型崩れがおきにくく、まさにビジネスからカジュアルまで幅広く使っていただけるシリーズです。