グレゴリー (GREGORY) × プラグ (Plug) コラボレーションBAGが登場!

GREGORYとのビッグコラボ!EXERTシリーズが登場!

コラボアイテム企画者

左/ サックスバー エリアマネージャー 小和瀬 正 氏
中/ グレゴリー プロダクトマネージャー 中島 健次郎 氏
右/ プラグ ディレクター 塩川 雄三 氏

1990年代空前のデイパックブームを巻きおこしたグレゴリーと、2016年「DUAL LIFE TOOLS 」をコンセプトにスタートしたプラグ。老舗ブランドの実力と若手ブランドの発想力が手を取り合った新生プレミアムバッグ(進化するメンズバッグ)が誕生。ふたつのブランドの共通項は「タフであること」。そこに現代の声をミックスしたバッグが完成した。バッグパック界のロールスロイスと言れるグレゴリーの名に恥じないタフで機能的なビジネスシーンをリードするマスターピースの誕生だ。

アウトドアブランドとして培った「タフさ」と「機能性」

塩川

「グレゴリーといえばバックパック界の王道として僕らの世代には馴染み深いアウトドアブランドですが、まずは簡単にグレゴリーのことを教えていただけますか?」

中島

「1977年にアメリカのカルフォルニアで創業したブランドです。もともとはアウトドアで使うバックパッキング用のバッグを作っていて、バッグ業界で初めてフィッテイングとサイズを持ち込んだのがグレゴリー。日本では1990年の頭にデイパックが紹介されて、当時のアメカジブームに乗って瞬く間に人気になりました。ブーツならレッドウィング、ジーンズならリーバイス、スウェットならチャンピオン、そんな感じでバッグはグレゴリー。カジュアルバッグのブランドが作ったデイパックではなく、アクトドアのブランドが作った機能的で縫製も丈夫、素材もタフ。そんなところが支持されて人気が定着しました。」

塩川

「僕はその時代まさにドンピシャで、初めてグレゴリーを使ったのは大学生の頃で、今ほどメンズバッグのバリエーションが世の中になかった。そんな中でタフでいっぱい入るリュックということで、デイ&ハーフを使用してみたら理想通りでそれからいくつかのモデルを使いました。」

中島

「その当時は通学用か通勤用って感じで、あとスポーツブランドぐらいしか、選択肢がなかった時代ですよね。ファッションブランドのバッグがなかったときにグレゴリーの商品がその時代のニーズにはまった。って感じですね。」

塩川

「グレゴリーファンとして改めてすごいなと思うのは、とにかくタフであること。アウトドアバッグブランドとしての歴史の中で、実用性というか使い手の「声」をもとに徐々に洗練され利にかなったデザイン性も、もちろんですが、「とにかく強い」。これが多くの方に愛され続ける最大の理由なのかなと思います。今回のコラボレーションでは、その「タフ」さと「機能性」を最大に詰め込みながら、今のビジネスシーンにも対応できるDUAL LIFEなバッグを発信したい!と思ったんです。」

時代の在り方と共に進化するビジネスバッグ

塩川

「グレゴリーがビジネスユースのバッグを創り始めたきっかけは?」

中島

「ブランドとして成長してきたので、アウトドアのデザイン手法を使ってグレゴリーユーザー向けにライフスタイルバッグを創ろうってことがきっかけです。ファッションで流行ったデイパックを軸にしてライフスタイルというカテゴリーを増やしました。ビジネスバッグを創るようになったのもグレゴリーのデイパックと共に青春を過ごした世代が社会人になり「仕事で使えるグレゴリーが欲しい」という声がブランド側に集まってきて、じゃ創ってみようということで10年ほど前にビジネスラインを立ち上げました。」

塩川

「基本的にはアウトドアファンが持つビジネスバッグというところに落ち着いていった感じですね。」

中島

「ただ、10年前はまだ、ビジネスシーンでのカジュアル化が今ほど確立されていなかったですよね。」

塩川

「3wayでさえ抵抗がある方も多かったですよね。長くバッグの市場を見てきた小和瀬さんはどう思われますか?」

小和瀬

「ビジネスリュックの需要は本当に増えましたよね。3way、ブリーフを含めた全体の傾向としては、薄く小さくなっています。用途別に買い換える方も減って、仕事、普段使い、出張と汎用性が求められていますね。収納の機能はもちろんですが、軽さや素材の機能にもこだわっている人が増えてきています。」

塩川

「プラグのコンセプトもビジネス向けカジュアル向けというボーダーをなくしたデュアルライフツール。機能性はありながらタフさをもったバッグです。だからこそ同じ共通項を持つグレゴリーさんと今回のコラボレーションを実現させたいと思ったんです。アウトドアで培った信頼性と機能性を重視した物作りをしたいというのがはじまりでした。」

小和瀬

「今回のコラボは、市場の流れに合ったアイテムであり、アウトドアブランドであるグレゴリーが培ってきた技術やこだわりが詰まったアイテムになったと思います。」

今回のコラボEXERTシリーズのポイントと製作秘話

塩川

「今回のコラボレーションで中島さんが特にこだわった点は?」

中島

「僕らがインラインでやっているバッグはもう少しカジュアルなんですよね。今回のこのシリーズは上品なよりフォーマルな方に軸足をずらした感じ。20代の頃デイパック使っていた方が年齢を重ねて社会的な地位やライフステージが上がってきている。一番最初のグレゴリー世代って40歳を超えていて、「もう少しプレミアムないいビジネスバッグが欲しい」という声がありまして。」

塩川

「アウトドアブランドのタフで機能的な良い部分を活かしつつ、さらにワンランク上のラインって感じですかね」

中島

「そうですね。僕たちのノウハウだとその加減がわからなくて摸索していたときにお話をいただいて、市場も商品もよく知っているので上手くいくのではないかと。僕たちだけの発想ではなかなか出てこない部分を今回のコラボでインプットさせてもらった部分も多いですね。」

塩川

「全5型の中でも、コンパクトなブリーフケースはグレゴリーにはないタイプですよね。これもミニマム化が進む今やりたかったカタチですよね。」

中島

「グレゴリーのデザイナー達は、最初何これーって反応でしたけどね(笑)」

小和瀬

「そうですよね(笑)。でも最近は書類やPCの持ち出し禁止の企業もあって、持ち物が少ない。でも手ぶらじゃ体裁悪いし、そうゆう方には軽くてちゃんと見えるものって需要あるんですよ!コンパクトって事だけじゃなくて、内装のこだわりがまたすごい!ストレッチ素材やメッシュ素材など違う素材をうまく組み合わせてるところなんてさすがの仕上がりですよね。」

中島

「デイパックの内装も異素材を使ってますが、開けた時にL字にポケットがついていて、そのまま手を入れやすいのもポイントです。オーダーのあった2層タイプでPCの収納を分けたり、サイドにもポケットをつけたことは今までに無かった部分ですね。」

塩川

「あと、4型共通でセットアップ機能も採用したんですよね。中島さんは出張の時やっぱりキャリーにバックパックですか?」

中島

「そうですね。バックパックは快適に背負えればいいと思っていたけど、出張の際は、空港とかで一息つくので、そんな時はキャリーオンできるのはやっぱり楽ですね。」

塩川

「背負ってて快適と言えば、バストベルトがゴムなのがすごくいい!」

中島

「呼吸をするだけで動く部分だからこのようなフィット感と快適さはグレゴリーのこだわりです。片手で簡単に外せるのも便利ですよね。」

塩川

「皆で悩んだのは、ネームですかね。レザーパッチでロゴを浮き立たせるには良かったけど、仕上がりが少し落ち着きすぎてたって言うか…それでリフレクターの案が出たんですよね。」

中島

「意味のない装飾はしたくないけど、リフレクターはちゃんとした機能を伴う。でもどう入れ込むかは色々やってみました。やりすぎるとスポーティーになりすぎるし。」

塩川

「リフレクターでレザーパッチを額装したサンプルが上がった時「これだ!」って感じでしたよ。」

小和瀬

「まさにアウトドアブランドが作ったプレミアムなビジネスバッグができた!って感じ。素材、機能、汎用性を含め、コストパフォーマンスも良い!」

塩川

「いよいよ販売開始ですね!どんな方にお勧めしたいですか?」

小和瀬

「20数年前「キングオブバックパック」「バックパック界のロールスロイス」と称されたグレゴリーの名に恥じないプレミアムなシリーズが出来たと思います!5型あるのでそれぞれのスタイルに合わせて幅広い世代の方におすすめ出来ます。」

塩川

「サコッシュはビジネスの印象の薄いアイテムですが、バッグインバッグとしても使えるようにショルダーが外せるので、マストアイテムの収納として色々なシーンで使って欲しいですね。」

小和瀬

「あと、初回限定で付くノベルティも注目です。出来合いのものではなく、型から起こした鞄と同じ素材のカードケースなので合わせて使ってもらいたいです。」

中島

「往年のグレゴリーファンはもちろん、初めてグレゴリーを使う方にも今回のコラボで実現した各所のこだわりを実感してもらいたいですね!」