出張の多いビジネスパーソンにとって、スーツケースは大切な仕事道具。ビジネス用スーツケースは、キャリーケースやキャリーバッグ、トラベルケース、または旅行カバンと呼ばれ、多くのブランドから様々な製品が販売されています。 一方で、あまりに多くの種類があるのでどれにしたらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
特にビジネス用のスーツケースを選ぶには、どのような基準で選べば良いのかわかりませんよね。 本記事はビジネスに適したスーツケースとは何なのか、どのようにスーツケースを選んだら良いのか、おすすめの色は何なのか等について詳しくご説明します。
記事の後半では、おすすめのビジネス用スーツケースから、出張向きビジネススーツケース、機内持ち込み可能なビジネススーツケース、女性用のビジネススーツケースまで幅広くご紹介します。 ビジネススーツにも合わせやすい製品をご紹介しているので、出張の多い方や飛行機に乗る機会の多いビジネスパーソンはぜひ参考にしてください。
ビジネスにおすすめのスーツケースとは?
一般的な旅行用スーツケースとビジネス用のスーツケースの違いは、ノートパソコンや書類などを整理できる機能があるか、耐久性とセキュリティ性が高いかどうかです。ビジネスパーソンによっては海外に行かれる方も多いと存じます。そんなときに心配なのが、盗難や破損ですよね。
出張の際には大切な資料や商材を持っていることがあるので、耐久性が高く鍵が掛けられるビジネススーツケースを選ぶ必要があるでしょう。また、女性の方は重さや大きさを考慮してスーツケースを選ぶことで、快適に過ごすことが可能となります。
ビジネスにおすすめなスーツケースの選び方
ビジネス用のスーツケースを選ぶとき、みなさんは何を基準にして選ぶでしょうか。普段使いする旅行用のスーツケースを選ぶときとは、違う基準を持って選択する必要があります。 ビジネスに適した機能性・サイズ・色など、様々な選び方があります。丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ビジネススーツケース向きのキャスター
移動が多いビジネスパーソンにとって、スムーズに移動できなくなってしまうことは、イライラの原因となって、大事なビジネスの場面でパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
快適に移動するためには、キャスターにこだわってスーツケースを選ぶことが肝心です。 キャスターはスーツケースの全重量を負担しなければならないため、目立ちづらいものではありますが、非常に重要なパーツです。
もし破損してしまえば、その後の移動が困難になってしまいますので、耐久性の高いキャスターを選ぶと良いです。 また頑丈であることに加えて静音性能が高いキャスターを選ぶことも重要です。静かなオフィスの中では、キャスターの音は大きく目立ってしまいます。大事なビジネスに集中するために、キャスターは静音性能の高いものを選択しましょう。
ビジネス用スーツケースのキャスターの耐久性は、車輪の大きさによって決まります。例えば、同じ距離を移動する場合でも、大きいキャスターと小さいキャスターでは回転数が違います。回転数が多い小さいキャスターは、摩擦熱が発生してしまい、その熱がキャスターに伝わり故障の原因となります。 車輪が大きいキャスターを選択すれば、摩擦熱が発生しづらくなり、故障する可能性が減ります。耐久性を重要視するのであれば、大きめのキャスターがおすすめです。
ビジネススーツーケース向きの収納
ビジネスパーソンにとって収納は非常に重要な基準の1つです。特に海外出張が多い場合には、快適に過ごすためには収納機能の充実が大切です。移動途中に荷物の取り出しの多い方は、開閉が簡単にできるフロントオープン可能なビジネススーツケースがおすすめです。 ソフトタイプかハードタイプのどちらにしようか悩まれる方は多いかもしれません。ソフトタイプであれば場所を選ばず開閉が簡単に行えるので、頻繁に書類やPCを取り出す方におすすめです。
ソフトタイプ最大のメリットは、内外問わず豊富に備え付けられたポケットの数です。ブリーフケースと同じような使い方ができるので、小物類を多く持ち歩く方にぴったりのスーツケースです。一方で、耐久度や防水性の面では、ハードケースと比べて劣るので、PCなどの精密機器を持ち運ぶ際は注意が必要です。
ハードケースの場合は高い耐久性と防犯性に優れているため、仕事に使う資料やデータを持ち運ぶ際、安心して収納することができます。耐久性が高い分、ソフトタイプと比べると重くなりますが、ハードタイプで軽量性に優れたタイプのスーツケースも販売されているので自分のニーズに合った製品を選ぶと良いでしょう。
ビジネススーツケースの出張に適したサイズ
大事な商談等を控えるビジネスパーソンの出張には、できるだけ軽量なスーツケースを選んで体の負担を減らしたいですね。自分の出張に適していないサイズのスーツケースを選択してしまうと、パッキングの際に時間がかかってしまったり、出張先で増えた荷物が入り切らず、苦労してしまうことも少なくありません。
スーツケースのサイズは宿泊数によって決めると良いでしょう。1泊につき10Lが目安だと言われています。宿泊数×10Lで自分に適したサイズを選択するのがおすすめです。また出張先で荷物が増えることを考慮して、スーツケースのサイズ+5〜10L大きいスーツケースにすれば、困らずに済みます。
ビジネススーツケースの機内持ち込みサイズ
1泊、2泊程度の短期出張であれば、機内に持ち込めるサイズの小型スーツケースの方が、手荷物受取所でスーツケースをピックアップする時間を短縮できるので、おすすめです。
またロストバゲージなどのトラブルを避けることができるので、仕事で使う大切なパソコン、書類等は機内に持ち込んでおくと安心です。 機内に持ち込めるスーツケースのサイズは各航空会社によって異なります。LCCなどの格安航空の場合は1センチでもサイズオーバーしてしまうと機内に持ち込むことができなくなってしまうので、事前に航空会社のウェブサイトを確認する必要があります。
・ANA(全日空)※100席以上の場合 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内。かつ3辺それぞれの長さが(55cm・40cm・25cm以内)10kg以内
・ANA(全日空)※100席未満の場合 3辺(縦・横・高さ)の和が100cm以内。かつ3辺それぞれの長さが(45cm・35cm・20cm以内)10kg以内
・JAL(日本航空)※100席以上の場合 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内。かつ3辺それぞれの長さが(55cm・40cm・25cm以内)10kg以内
・JAL(日本航空)※100席未満の場合 3辺(縦・横・高さ)の和が100cm以内。かつ3辺それぞれの長さが(45cm・35cm・20cm以内)10kg以内
・ジェットスター 3辺(縦・横・高さ)それぞれの長さが(56cm・36cm・23cm以内)7kg以内
・エアアジア 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内。3辺(縦・横・高さ)それぞれの長さが(56cm・36cm・23cm以内)7kg以内
・ピーチ 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内。かつ3辺それぞれの長さが(50cm・40cm・25cm以内)7kg以内 辺の長さは付属品(ハンドル、ポケット、キャスター等)を含める点に注意してください。
ビジネスにおすすめなスーツケースは何色?
ビジネスの場において、相手に与える印象は非常に重要です。スーツケースのカラーはさまざまな種類がありますが、ビジネスにおいては落ち着いたダークカラーのものを選択すると良いでしょう。例えば、ブラック・シルバー・ネイビー、グレーがおすすめのカラーです。 定番の人気カラーはブラックです。どんなスーツスタイルにも合わせやすく、かつ汚れが目立たない色なので、ビジネス向きです。
またブラックという落ち着いた色であれば、プライベートでも使用しやすいです。 ビジネスとプライベート両方での使用を考えている方には、ダークカラーのブラック・シルバー・ネイビー・グレーの4色がおすすめです。色は同じでもマット仕様だとスーツケースの印象が全く違います。自分のセルフイメージにあったデザイン、カラー、機能のスーツケースを見つけるのも楽しいですよ。
出張の多いビジネスパーソンにおすすめのスーツケース
イノベーター スーツケース 92L
多機能かつスタイリッシュなラージサイズケース。トップオープンポケットは移動中に素早く荷物の出し入れが可能。トップオープンポケットの奥側に、フレキシブル収納ポケットがあり、大きい荷物も移動時に収納・取り出しが可能。プライベートやビジネス、また数泊の家族旅行にも使える機能的なスーツケースです。
コールマン スーツケース 60~69L エキスパンダブル 拡張
ワンプッシュで引き伸ばせる伸縮ハンドルは身長や持ち運ぶ状況に合わせて調節可能。内装生地はColeman BAGで使われているMAP柄を使用しております。
ヘム スーツケース 62L 当社限定 別注モデル エキスパンダブル 拡張
当社限定モデルのトップオープンキャリー。機能性とデザイン性の両方を兼ね備えたスーツケースになりました。シンプルなデザイン、ベーシックなカラー展開なので男女問わずお使い頂けます。
フリクエンター スーツケース 機内持ち込み 34L
ビジネスエグゼクティブのためのスタイリッシュなデザイン。スーツとの相性も抜群で、スマートなビジネスシーンを演出。出張時に嬉しい、スマホが充電できるUSBポートや、持ち上げに役立つボトムハンドルなど便利な機能も満載。
ビジネス用のおすすめ小型スーツケース【機内持ち込み可能】
レジェンドウォーカー スーツケース 機内持ち込み 35L
軽くて頑丈なアルミニウム合金を使用。双輪のキャスターはスムーズな走行が可能です。ダイヤル式TSAロック採用。台座フック、コーナーパッド等スタイリッシュと機能性を両立した商品です。 グローバル化が進む現代、旅のスタイルも大きく変化しています。そんな多様なニーズに応えるべく「新しい旅の提案」を理念にLegend Walkerは誕生しました。あらゆる旅のシーンにて安心してご使用いただけるデザイン・品質・機能にこだわったアイテムを豊富なラインナップの中からお選びいただけます。
シフレ ゼログラ スーツケース 機内持ち込み 42L 静音
軽さと丈夫さとフォルムにこだわった究極の『ZERO GRA(ゼログラ)』。安心の日本ブランド『日乃本錠前』の静音キャスターを採用、一般に流通している静音モデルよりも、更に30%も静音性のアップを実現しました。
バーマス スーツケース インターシティー 22L 軽量
ストッパー付きでビジネスユースをより快適にするフロントオープンキャリー。スマートフォンなどの機器の充電に便利なUSBポート2口付きのTSロック(ダイヤルロック式)を装備。
女性におすすめのビジネススーツケース
ミレスト スーツケース 機内持ち込み 31L
シンプルなデザインとカラーリングがユニセックスに持ちやすいキャビンサイズのハードキャリー。フロントポケットからも荷物の出し入れができるので、空港やホテルなどの狭い場所でもスマート。電車での移動時や坂道でも安心のキャスターストッパー付き。
フリクエンター スーツケース フロントオープン 機内持ち込み 32L 前ポケット 静音
フリクエンター史上、最も軽いスーツケース。子供でも女性でも重量負担を軽減し、ストレスなく持ち運べます。ケースを広げなくても、スマートに開く。駅や空港などで、ケースを大きく広げて開ける事なく、スマートに前ポケットの開閉が可能です。各部のパーツにオリジナルロゴを刻み、シンプルデザインです。ハンドル下には手の入れやすいへこみをつけ、TASは鍵の不要なダイヤル式を採用するなど、細部にわたりこだわっています。デオドラントネームを内装に縫い付け、内部の消臭・抗菌効果も。まるで浮いてるかのような静かな走行音。周囲への配慮で気分がラクになる世界一の静粛性を誇る特殊構造タイヤを採用しています。
オルティモ スーツケース 38L フロントオープン ワンタッチストッパー
フロントオープンなので、すぐ取り出したい荷物の出し入れにも便利です。キャスターもワンタッチで止められるので、電車の中でも安心。
ビジネス用2輪スーツケース・キャリーバッグのおすすめ
ミレスト ボストンキャリー 機内持ち込み 約42L 3WAY ストラクト 撥水
荷物量やシーンに合わせて使い分けできる3WAYボストンキャリー。キャリーバーを伸ばしてキャリーとして、キャリーバーを収納して手持ちのボストンバッグとして、縦にも横にも取り付け可能な付属のショルダーストラップでショルダーバッグとしても活躍します。縦置きでも横置きでも開閉しやすいY字ファスナーで大きな荷物も収納楽々。アクセスが簡単な外ポケットには、頻繁に取り出したいものを入れておくのに便利。
簡易防犯としてすぐにカットできないロープでのカラビナロック付きで移動時も安心。3泊程度の旅行に対応するサイズ感です。
ミレスト ボストンキャリー 機内持ち込み 37L 撥水 防水 軽量
収納力・軽さ・耐水性に優れたミニマルデザインのダッフルキャリー。キャリーバーを伸ばしてキャリーとして、キャリーバーを収納してダッフルバッグとして、付属のショルダーストラップを取り付けてショルダーバッグとしても使える3WAY仕様です。外装には仕分けに便利な2つのフロントポケットを搭載。内装にはファスナーメッシュポケットとファスナーポケットを搭載し、溢れがちな荷物をすっきり整理整頓することができます。ハンドル部分はスナップボタンで束ねられ、サイドには革ハンドルを装備しているので、ちょっとした持ち運びもストレスフリー。旅行はもちろんのこと、買い物や帰省など荷物が多くなりがちな日常シーンでも活躍します。
ビジネススーツケースに固定できる便利なビジネスバッグ
出張などの移動の際は、極力体への負担を減らして移動したいものですよね。長時間のフライトは普段と環境が異なるため、どうしても疲労が溜まってしまいます。移動疲れが原因で仕事のパフォーマンスが低下してしまうのは非常にもったいないです。移動疲れを解消してくれるアイテムがあるので、ご紹介します。 数多く販売されているビジネスバッグの中には、キャリーセットアップ機能が付いたものがあります。キャリーセットアップ機能付きのビジネスバッグは、バッグの背面にベルトが装備されており、そのベルトをスーツケースのキャリーバーに通すことで固定できます。
ビジネススーツケースと一緒にバッグを持ち運びすることで、体への負担を大きく減らすことができ、快適に過ごすことが可能となります。 もちろん出張の時のみならず、普段使いも可能です。キャリーセットアップ機能付きのビジネスバッグは普通のビジネスバッグと見分けがつかないデザインのものがほとんどです。別名キャリーオンバッグとも呼ばれています。 電車やバスの中でスーツケース内の荷物を取り出すのはスペース的に躊躇しますが、キャリーセットアップ機能付きのビジネスバッグの中に荷物をしまっておけば、簡単に取り出すことができるので非常に便利です。ビジネススーツケースのサブバッグとして活躍すること間違いなしです。
マンハッタンパッセージ キャリーオンバッグ
鞄の中が見やすいシルバーカラーの内装、底鋲、大きく開くファスナー等、実用的な機能がさらに進化。2種類の生地を使用したコンビネーションデザインと洗練されたフォルムが秀逸な2ルームブリーフケースです。
ピーアイディ ブリーフケース 3WAY A4 グレーデ ビジネスバッグ ビジネスリュック 撥水 出張
機能性、耐久性を含めた品質の良さ、選び抜かれた素材、優れた縫製。使う人のライフスタイルをバッグを通じて表現するブランド『P.I.D(ピーアイディ)』軽量・撥水性能が高い多機能ビジネス3WAYバッグです。
出張で便利なネックピロー
ジーアイエアー ネックピロー 低反発 急水速乾 U型マクラ 枕
肌触りがよく、フィットするネックピローは広げるとブランケット、さらにスナップ使いで腰に巻いたり、ボレロとしても使える3WAY仕様。丸洗いができて衛生的。
ビジネススーツケースとキャリーバッグの違い
ビジネススーツケースとキャリーバッグは呼び方が違うだけで、両者に大きな違いはありません。語源から説明するならば、スーツケースとは、スーツなどの衣類にシワがつかないよう、綺麗に運搬するための旅行用鞄を指します。 最初に登場したスーツケースは、キャスターがついておらずトランクケースに近いものでした。一方でキャリーバッグとは、底に車輪がついた鞄を指します。キャリーバッグは和製英語なので、海外では通じません。
ビジネススーツケースとキャリーバッグの大きな違いをあげるとすれば、ビジネススーツケースはクライアントに好印象を与えやすい、ダークカラーで落ち着いたデザインのものが多いです。ビジネススーツケースとキャリーバッグの違いは見た目と言えるでしょう。
また最近のビジネススーツケースにはガーメントバッグが付属しており、出張の際非常に便利です。ガーメントバッグとは、衣類をより綺麗にしまうことができる収納バッグのことを指します。この機能はビジネススーツケースに付属していることが多いです。
まとめ
本記事ではビジネスパーソンにおすすめの人気スーツケースについてご紹介しました。どのスーツケースも国内、海外出張問わず大活躍間違いなしの製品なので、ぜひチェックしてください。この記事がビジネススーツケースの購入を検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。
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