富士スピードウェイを沸かせた
SUPER GT第2戦


新型エンジンの威力が炸裂!山内選手が記録更新するポールポジションを獲得。決勝は無念のトラブルだが、次への希望を見せる。
スーパーGT第2戦『FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL』

5月3日(日)予選・4日(月・祝)のゴールデンウイークに、静岡県の富士スピードウェイで、スーパーGT第2戦『FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL』が開催されました。SAC’S BARが応援するスバルBRZ GT300とドライバーの井口卓人選手・山内英輝選手は、新型エンジンを搭載したBRZ GT300で挑戦します。第1戦岡山大会では予選Q1敗退という無念の結果となり、決勝では追い上げを見せましたが17位完走という結果になりました。そのことを踏まえ、タイヤ選択の方法やレース戦略も考え直して第2戦に挑みます。
着実に進むマシンセットアップ


日曜日午前中の練習走行では、順調に周回を行いマシンの確認やサスペンションなどのセットアップを進めていきます。あわせて岡山大会で苦労したタイヤに関しても、持ち込んだ2種類のタイヤに合わせたセットアップを確認するため周回を重ねていきました。練習走行にてトップタイムを刻むなど、順調にマシンが仕上がっているのが確認できました。
富士で輝いた圧巻のラップタイム


スバルBRZ GT300が参戦するGT300クラスは参加台数が29台と多く、予選Q1をA組・B組に分けて行います。それぞれの組の中で9位以上になると、ポールポジションからの順位を決める予選Q2に進出できます。今回もスバルBRZ GT300予選Q1はA組となり、予選でのターゲットタイムになる走りを行っていきます。Q1を担当するのは井口選手です。順調にタイヤを温め、タイムアタックに入っていきます。その走りは岡山大会とは見違えるほどの輝きをもち、A組トップで走り切ります。その後のB組が走行を終えても井口選手のタイムは誰にも抜かれませんでした。井口選手はQ1でトップタイムを刻んだことになります。そしてポールポジションを決めるQ2は山内選手が挑みます。富士スピードウェイで何度もポールポジションを獲得していることもあり、今回のマシンの速さからして、ポールポジションを狙いにいきます。そしてその狙い通り、山内選手は見事にポールポジションを獲得。しかも富士スピードウェイで、GT300が持つコースレコードを上回る1分34秒314という驚異的なタイムを叩き出します。他のマシンが1分35秒台のラップタイムを刻んでいることもあり、1台だけずば抜けて速いことを証明しました。SAC’S BARでは昨年、山内選手の最多ポールポジション記念Tシャツや、真鍮キーホルダーなどを製作しファンの皆様と共に応援を続けていますが、新たな記念グッズを製作しなくてはと思えるほどの快走を見せてくれました。
決勝 順調なレースを襲った突然のバースト


前日の夜から大雨と強風が吹き荒れた富士スピードウェイでしたが、決勝は天候が持ち返し、初夏とも思えるほどの太陽が輝いていました。前日の予選で見事にレコード記録を塗り替えポールポジションを獲得したスバルBRZ GT300は堂々とポールポジションにマシンを止めます。決勝を前に集まりエールを送り、グランドスタンドに集結したスバルファンに笑顔で手を振り、山内選手がスタートドライバーとしてレースに挑みます。今回は3時間レースとあり、2回のピットインが義務付けられています。スバルBRZ GT300は山内選手が2スティントを担当し、最後を井口選手に託す戦法でレースを戦います。

いよいよ決勝レースがスタートすると、山内選手はぐんぐんとライバルを引き離していきます。しばらくするとライバルもマシンが安定してきたのかBRZに迫ってきます。しかし山内選手は冷静に対処しトップを譲りません。安定して走行していると思いきや、突如として左前タイヤがバーストしてしまいます。そのままマシンをゆっくり走らせながらピットに戻り、タイヤ交換とマシンチェックを行いレースに復帰します。実は決勝レースが始まる前に20分間の最後のチェックが行えるウォームアップ走行の時間があります。その際にも同じ左前タイヤがバーストしていたため一抹の不安がありましたが、決勝レースでも再び同じ症状が起きてしまいました。タイヤ交換したあとは順調にレースを進め、ピットで順位を落としてしまいましたが、山内選手の激走により順位を回復していき、井口選手に交代です。

井口選手も順調に周回を重ね、ピットで順位を落としてしまいましたが、回復させるため必死に走行を続けます。しかし3時間レースも残り15分程度と言う時に、突如マシンに異常が発生し井口選手はコースサイドにマシンを止めてしまいレースは終了しました。規定によりトップより14周遅れの27位完走という結果になりましたが、練習走行・予選で圧倒的な速さを見せていただけに、チームやドライバーの落胆は言い表せないほどでした。

チームとドライバーの想い


井口卓人選手 コメント
「予選はすごく良い走りができましたので、みなさんにBRZの良いところをお見せできたと思います。しかし決勝で3時間持ちませんでした。非常に悔しいです。昨年も富士スピードウェイでの大会の時にあと半周と言う時に壊れてしまったりして、悔しい思いをしていましたので、今回こそはと思っていましたが残念です。とにかくチェッカーを受けたいです」

山内英輝選手 コメント
「どう受け止めたら良いのか分からないですし、どう言ったら良いのか分からない結果になってしまいました。現実を受け止め見直して次に挑んでいくしかありません。予選ではトップタイムを刻めましたし、自分でも想定していなかったコースレコードを塗り替えることができました。マシンの実力はあると思いますので、次こそみんなで笑顔で終われるようにしたいです」

小澤総監督 コメント
「タイヤバーストに関しては、今までタイヤをバーストさせたことがなかったのでダンロップさんと話し合いを進めていきたいと思います。このエンジンになって排気量やパワー・トルクも上がっていますので、トップスピードも速くなると想像していましたが、今回は想像以上の速さも出せましたし、ラップタイムも驚きのタイムでした。しかし、想定していない箇所にトラブルが出てしまいコースサイドにマシンを止める結果になってしまいました。トラブルの原因究明はしっかり行いたいと思います。ファンの皆様や関係者の皆様には申し訳ないと思っています」
次戦は本来であればマレーシア・セパンサーキットでの開催でしたが、世界情勢の変化を鑑み、レースがキャンセルになったため、第4戦8月の富士スピードウェイが次戦となります。3ヶ月弱の期間があるため、原因究明と対策をしっかり行い、次戦に挑んでくれることを期待したいと思います。

SAC’S BAR 熱い漢

この度SUBARU BRZ GT300のチームスポンサーを努めることとなりました。井口選手・山内選手はパーソナルスポンサーとして応援をして参りましたが、今シーズンからチームの応援を行うためスポンサーを努めさせていただきます。今までも多くのグッズを製作し応援の機運を高めて参りました。今シーズンはよりチームの皆様、ドライバーのお二人、そしてファンの皆様に応援するグッズなどを提供していきたいと思います。







